特養介護研修での学び 移乗介助編
👩🦼使用目的🚶♂️
利用者さんが安全で安心した介護施設生活が送れる事が作業目的です。
⚫︎1人介助の場合🚶♂️
◯利用者さんが移乗するもの (椅子等) を約90度ぐらいの位置につける。
◯利用者さんの足を肩幅に開け、膝がしっかり曲がった状態にする。必要に応じて少し浅めに座らせる
◯車椅子のフットレストが、外せるものであれば外す。
◯利用者さんの両脇の下から手を通し、背中に手を当てて密着する。
◯自分の膝をしっかり曲げ、利用者さんのへその位置と同じかそれより低い位置に、自分のへその位置がくる様にする。
※人間の重心は、へその下辺りにあり、重心を近づける事で抱える時の力が楽になります。
◯利用者さんを前傾姿勢にし、自分の方へ引き寄せる様にして抱えて移乗する。
※抱える時は、必ず声をかける。
自分の足の位置に注意する。
移乗時、勢いよく抱えたり座らせたりしないこと。また利用者さんの足をぶつけない様に位置に気をつける。
⚫︎ 2人介助の場合👩🦼
◯リクライニングの場合、背もたれ部分をしっかり倒しておく。
◯上側を持つ職員は、利用者さんの後ろから両脇の下から手を通し、胸辺りに手を置く。または、両腕をつかんで密着する。
◯下側を持つ職員は、利用者さんの脇裏を両腕でしっかり抱える。
◯必ず上側の職員の合図にて利用者さんを抱える。
◯平行に移乗し、降ろす時はゆっくり降ろす。
◯ベッドへの移乗時、職員もベッドに乗る様に密着したまま移乗する。
◯車椅子やリクライニングへの移乗後に肘置き部分を下げたママにならない様に注意する。