特養介護研修での学び 移動介助編
⚫︎👩🦼車椅子の場合 👩🦼
◯肘や腰がタイヤに当たらない様に、肘置きの内側に手を置く。
◯フットレストに足を乗せる。
◯ブレーキを外し、ハンドルを持って移動する。移動前に必ず声かけをする。
※移動速度が速い、急に曲がったり止まる等すると、恐怖を与えるので注意する。
◯曲がり角では、他利用者さんが、いることを想定し、内側でなく外側からゆっくり曲がる。
◯移動中に手を外に出されたり、足を降ろされる事があるため、その時は、止まって安全を確保する事。
◯座席への誘導の際、テーブルに手や膝をぶつけないよう、確認しながらゆっくり差し込む。向かいの利用者さんの足にぶつからないようにも注意する。
※車椅子が、利用者さんに合っていない、パンク、ブレーキが、効きづらい等の不具合が、ある時は、べつの車椅子に変更する。判断が、難しければ他の職員に相談する。
⚫︎歩行 (横について介助) の場合
◯片麻痺や力が入りづらい側に職員がつき、利用者さんの肘と手を支えて介助する。
※歩行ペースは、必ず利用者さんに合わせる
⚫︎歩行 (正面から手引き) の場合
◯利用者さんの両肘を下から支え、利用者さんには職員の腕をつかんでいただく。
※肘を支えず、手を持つだけだと、バランスを崩された時に支えきれません。
◯利用者さんの状態に合わせたペースで手を引いて歩行する。
※歩行介助の方でも、状態が良くない時は、無理せず車椅子を使用する。
また歩行途中に危険を感じた時は無理に介助せず、近くの職員に応援を頼むか近くの椅子に座らせる。
どうしてもやむを得ない場合はゆっくり床に座らせ、車椅子へ移動する。